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詳細図 |
宇佐市から日豊本線に沿う国道10号線を別府方面へ進むと日野地の部落にかかりJRを越える陸橋の手前を右へ入ります。宇佐駅からここまではおよそ5kmの道のりです。次の駅の西屋敷からはここまで15分程度ですが、普通しか停車しませんので結構不便です。電車はかなり立派ですが。さて、ここより道なりにしばらく進むと十字路に差し掛かり右手かどに防火水槽があります。ここを右手へ折れさらに10分程度歩くと詳細図にある選鉱所跡の前に着きます。車でしたらここまで入れます。この選鉱所跡の手前の山道を上がっていきますとちらほら石英質の石が見当たります。5分ほどで小さな広場にでます。ここが宿野鉱山の大切坑のあったところで正面のズリBの奥の小高いところに事務所がありました。右手の谷の下に坑口がありましたが今では在りかが判りません。ここで目当ての石はまず自然砒があげられます。石英質の表面に砒素独特の黒〜肌色に風化した面を見せるものがそうです。大半のものは中まで風化しており、黒い粉になっています。たまに金属光沢をしたものもあります。自然砒素に伴って空隙をみてゆくとたまに石膏のような白色の繊維状の結晶が見つかることがあります。これが日本新産のクロード石です。また累帯構造をした自然砒の中に繊維状をした部分があればこれも日本新産のアルセノランプライトです。しかしながら今では自然砒を含む石がめったに見られなくなりこれらの珍しい鉱物もなかなか得られなくなりました。最近これらの鉱物が採集されたのはA及びBのズリで、また二坑のズリでも見つかったということです。他に輝安鉱が良くみつかります。
(2000年3月4日調査)
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| 写真1:ズリB |